にわとり
- 2022.01.06
- にわとり、田舎くらし、古民家、 宿泊施設
私の田舎ぐらしの中での一番のチェレンジはにわとりを庭で飼うというものでした。
私の古民家には15坪ほどの庭があり、移住当初は家庭菜園をして、庭中にトマト、ピーマン、きゅうり、なす、ゴーヤ、ブロッコリー、いちご、ねぎといった普段使いする野菜を色々植えてみました。
無農薬でやると虫がどからともなくやってきて、野菜を食い荒らす事、肥料などの費用もバカにならない事など、様々な体験をしましたが、収穫された野菜を食べるのは本当に嬉しいことでした。
一通りの野菜の収穫が終わった頃私、は、ネットで5羽(4羽のメス、1羽のオス)ひよこを購入しました。
岡崎おうはんという種類のもので、玉子も肉もいいというので、購入しました。ひよこのうちは家のかごで買っていましたが、大きくなったので庭に放すとわずか1週間で庭にあった家庭菜園のなごりは、みごとに食い荒らされて、荒野と化しました。
掃除の手間がはぶけると同時に、砂をかき荒らして虫を食べてくれるので、何度か家に這い上がってきていたムカデは、にわとりを放し飼いにしてからは。ぱたりと見なくなりました。にわとりはムカデが大好物のようです。
また、鶏糞は、肥料にもなるので、土も肥えていくようで、庭に残った木は、元気になってきているようです。
朝は、早くに目覚まし時計代わりに鳴いて起こしてくれますので、寝坊をすることもなくなり、早寝早起きが習慣づきました。
また、にわとりは、なんでも食べる雑食なので、生ゴミが出ることもなくなりました。
昔の家には、庭に必ず買われていたにわとりとの共生がいかに人間にとっていいとこずくめであることを実体験で知りました。庭にいるからにわとりなんですね!笑 朝からうるさすぎることと玉子が安価にスーパーに並ぶことを皮切りに人間はこの共生をやめてしまったのでしょうが、SDG’が叫ばれる昨今、生きた再生可能エネルギーとして、にわとり飼育も見直されてくるのではないかと密かに思う今日このごろです。